ケイラボラトリー
 
 
経 歴
 
 
ショートエッセイ
 
 
 
 
第1回、第2回の講座内容
 
(1)マイクロ波回路技術、
(2)これらの物理的意味の考え方と新しいものの発想に必要な基礎理論、
(3)回路設計に必要な資料、とからになり、理解を容易にするために演習問題と回答及び各部に実験を通しての学習を導入した。
また、具体的に新しいテーマについて発明の過程を具体的に講座の中で示した。
また、聴講者が講座をふまえて発明をしたこと、また考え方で得たことなどを中心に小論文を提出して頂き、奨励を行った。

内 容 ・ 概 要
(1)マイクロ波回路技術に関して
[1]TEM波と分布定数線路
電波とは、分布定数線路の性質と解析
[2]TE波とTM波の導波路
具体例、なぜTE波とTM波が存在するか、波動方程式と境界条件、導波路の性質
[3]誘電体装荷導波路
誘電体装荷導波管と表面波の構造と性質
[4]その他の導波管
リッジ導波管、放射状線路
[5]平面構造形の導波路
ストリップ線路、マイクロストリップ線路などの構造、Q値およびこれらの考え方と発想法
[6]マイクロ波回路の回路網的取り扱いと性質
インスピーダンス、アドミッタンス、散乱及び、F行の性質、及びそれらの固有値と固有ベクトルの平易な説明
[7]電力分配、合成回路
用途、構成と動作原理、周波数特性と広帯域化、考え方と発想法
[8]方向性結合器
動作原理の考え方の分類、種々の構造、周波数特性と広帯域化
[9]フィルタの構成
分布定数形、誘電体共振形などの構造と原理及び、特に外部Q値と結合係数による新しい設計法など。
[10]共振系
空洞共振器、二次元共振器、E面共振器、ヘリカル共振器、誘電体共振器、及び静磁モード共振器、などの原理と構造
[11]フェライトを用いたマイクロ波回路
フェライトの複素誘磁率、直流磁場下のテンソル誘磁率をのべ、特にサーキュレータなど、非可逆回路の原理と構造を説明した。
[12]平衡不平衡変換機
原理と構造をのべ、実現するための考え方発想法をのべた。
[13]フェライトの複素誘磁率の分散特性とその応用
電波吸収体への応用、フェライト板で垂直及び斜め入射時の特性とその等価回路網的扱いをのべた。

(2)基礎論
電磁気学の基礎、複素ポインテングベクトル、導波管の電圧・電流の表し方と等価回路、インピーダンスアドミッタンスとエネルギーの関係、導波路のQ値の考え方、電磁界の一意性の定理及び等価の原理、対称理論(遇モードと奇モードの概念)行列及びベクトルの基礎、多数反射に流通する2項定理、結合分布定数線路の原理と等価回路、導波路中の電流磁流源からの放射電流界(微小ループ源からの放射電磁界を含む)、ファラディ回転、バビネの定理、他、回路理論網の基礎、など

(3)資料編
マイクロストリップの諸定数、導波路の不連続部の等価回路、多段広帯域変成器、及び、多段広帯域方向性結合器の設計表、対称平行分布定数線路の遇モード及び、奇モードインピーダンス、集中定数素子のデータ、など